【R2年度試験】2019年版 中小企業白書・小規模企業白書の要点

こんにちは、Kotaro(@kotaro_05110713)です。

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今回は、2019年版 中小企業白書・小規模企業白書の要点について、纏めていきたいと思います。

2019年版 中小企業白書・小規模企業白書とは

  • 令和時代を迎えるに当たって求められる、経営者の円滑な世代交代や、経済・社会構造の変化に合わせた自己変革の取組について、豊富な事例を交えながら分析
  • 第1部では、最近の中小企業の動向について。中小企業の財務や開廃業、人手不足等について分析
  • 第2部では、経営者の高齢化を踏まえ、引退する経営者や、新たに経営者になる者について、その現状や課題などについて分析
  • 第3部では、社会が大きく変化する中で、中小企業・小規模企業の経営者に期待される自己変革や、周囲の関係者との関わり方の再構築について。また、その典型例として、災害対策について分析

2019年版 中小企業白書・小規模企業白書の概要

中小企業白書は538ページ、小規模企業白書は222ページとボリュームのある白書となっております。

参考書を中心に勉強される方はもしかしたらご存知ないかもしれませんが、

中小企業庁は概要として10ページに纏めています。

中小企業庁が要点として纏めているということは、試験にも出題される可能性は大きいと推測できます。

2019年版 中小企業白書・小規模企業白書の概要(PDF

経営者の世代交代

1.親族内承継の支援措置は大幅に前進。親族外承継により新事業の展開も期待される。

  • これまで、法人向け、個人事業者向けに、贈与税や相続税の負担をゼロにする事業承継税制を措置。親族内承継の支援措置は、大幅に前進。
  • 今後は、親族外承継も一層推進することが重要。旧経営者の負担が軽減されるほか、新経営者による新たな事業展開も期待される。

2.廃業時に経営資源を引き継ぐことは、旧経営者・起業家の双方にとって有益。

  • やむを得ず廃業する場合でも、経営資源の一部を有償で譲渡すれば、経営者は、廃業費用の一部を賄うことが可能。
  • 事業を素早く立ち上げようとする場合、他者から経営資源を引き継ぐ形での起業は有効であるが、実際に引き継げた者は限定的。
  • 起業促進の観点からも、部分的な事業承継として、経営資源の引継ぎを進めることが必要。

3.比較的簡単に起業できるフリーランス・副業による創業を促進することも重要。

  • クラウドなどのIT技術の発展や働き方改革の進展によって、フリーランスや副業など創業の裾野が広がるなど、個人が比較的簡単に創業できるチャンスが到来。
  • まずはフリーランス・副業で起業し、その後、事業を拡大するような事例も存在。起業の一形態として、フリーランス・副業による創業を促進することも重要。

構造変化への対応

4.デジタル化社会では、IoT・AIを活用した、生産性向上の取組が重要。

  • デジタル化が進展する社会にあっては、中小企業にとってもIoT・AIを活用することが有益。
  • データを活用し、業務効率化や売上増につながる取組を促進することが必要。

5.中小企業は大企業にとって魅力的な連携相手。研究開発の促進も重要。

  • 顧客ニーズの多様化や変化のスピードが早まる中、自社だけで革新的な商品やサービスを開発することは困難となり、オープン・イノベーションの必要性が高まっている。
  • 小回りの効く中小企業は、大企業からも研究開発の連携相手として期待されている。大企業の連携を含め、中小企業の研究開発への取組を促進することが必要。

6.地方の中小企業こそ、域外・海外の需要を取り込むことが必要であり、それは多くの地域で可能。

  • サービス業を中心に、人口密度が低い地域に立地する事業者ほど、生産性が低い傾向。人口減少が進む地方では、域外の需要を如何に取り込むかが課題。
  • 訪日外国人が急増する中、外国人のニーズに応じた商品・サービスを提供し、海外需要を取り込むことで、地方でも高い成長を実現することが可能。

防災・減災の取組

7.防災・減災対策を進めるため、関係者(サプライチェーン、自治体、金融機関、等)も巻き込みつつ普及啓発を推進することが必要。

  • 防災・減災対策を行った企業ほど、短期間で売上の回復を達成。
  • 一方、規模が小さい事業者は、防災・減災対策の取組が必ずしも十分でない。「何から始めれば良いかわからない」とする事業者が多く、大企業等の関係者の協力を得て普及啓発を推進することが必要。

8.リスクに見合った災害保険への加入を進めることが必要。

  • 多くの中小企業は、損害保険や火災共済に加入。
  • 他方、水災に対応していない保険や、一部しか補償されない保険への加入が半分以上。
  • リスクに見合ったカバー率の保険加入を進めることが必要。

試験前も是非ここに出てくる動向をおさえるようにしてください!

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