【書評】「こんなにおもしろい 中小企業診断士の仕事」

こんなにおもしろい 中小企業診断士の仕事<第3版> 
著者:建宮 努
出版社:中央経済社
発売日: 2016/4/23
ISBN-10: 4502191213

★こんな方におすすめ!!
 診断士って何?それオイシイの?って方
★こんな方は向かないかも・・・
 一次試験を一通りこなした方

 診断士に向く人、向かない人

 本書は、20年以上中小企業診断士として活躍されている著者自身が、診断士に成り立ての頃のエピソートを踏まえながら中小企業診断士の仕事を紹介している。さらに、4名の診断士の方の事例を詳細に掲載しており、これから診断士を目指す方には具体的なイメージが湧きやすい内容で構成されている。残念ながら、読者の大半が気になるであろう年収・報酬等の金銭的収入については触れられておらず、紹介されている仕事の内容の金銭的価値が不明であるため、今後の改訂で取り上げられることを切望する。

 また、”診断士資格取得をきっかけに結果的に仕事面で収入アップした人”として、20個のチェックリストが経験的に記述されており、心理テストかのように、自身が「診断士に向く人、向かない人」のどちら寄りであるかのひとつの目安として計測することができる。その中で、特に共感したことは”他人の時間も大事にしている”ということである。当たり前のようで、ないがしろにされがちなこの事は診断士のみならず社会人として再認識させられるべき点である。

 本書の後半では、SWOT分析等の問題解決のためのフレームワークの紹介や試験の学習について記述されているので、これから診断士を目指す方には是非読んでいただきたい。

 なお、試験制度に関しては、古新聞になり得る可能性があるので、中小企業診断協会の最新を確認した方が無難である。

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